ソロキャンプにゆるキャン△、グランピングにブッシュクラフトなどなど、空前のアウトドアブームが継続中の今、
キャンプから始まりすっかりアウトドアにハマってしまった!という人も最近はとても多いですよね。
キャンプにはだいぶ慣れたけど何か他の事にも挑戦したい!と思っている人も少なくないはず。
そんなアウトドア遊びの幅をさらにグッと広げてくれるのがカヤックやカヌー等の水辺での遊び!
今回はその中でも僕が8年以上愛用しているカナディアンカヌー「オールドタウン キャンパー」を紹介します。
- カナディアンカヌーって気になるけどどうなの?
- オールドタウンのカヌーを探している!
- オールドタウンキャンパーの詳細が知りたい!
という方に、カヌーの詳細と、当時の僕の購入時の話も紹介しますので是非参考にしてみてください。
カヌーがあればいつものキャンプが何倍も楽しくなりますよ!
カナディアンカヌー Old Town CAMPER(オールドタウンキャンパー)とは?
モデルの詳細
こちらが僕が使用しているカナディアンカヌー。
Old Townの CAMPER 16ftです。
メーカー | old town(オールドタウン) |
モデル | CAMPER |
全 長 | 488㎝ (16フィート) |
全 幅 | 91㎝ |
重 量 | 27kg |
材 質 | Royalex(ロイヤレックス) |
最大積載量 | 408kg |
購 入 先 | 8年前に中古で購入(ヤフオク) |
アメリカのメイン州、オールドタウン市にある「Old Town Canoe Company」製のカヌー。
オールドタウンはカナディアンカヌーでアメリカでは最も有名なメーカーの一つ。
日本でもカナディアンカヌーといえば、このオールドタウンかマッドリバー製を使用している人が多いですね。
オールドタウンはカナディアンカヌー以外にもこのようなフィッシングカヤック等も数多く作っています。
オールドタウンのCAMPERはシンプルで美しいデザインのカナディアンカヌーです。
カナディアンカヌーとは
北米のインディアンが移動や狩猟に使用していたのが起源とされています。
オープンデッキと言われる船体上部の覆いが無く、主にシングルブレードパドルで漕ぐカヌーです。
このモデルは積載能力は400㎏を超え、クーラーボックスやキャンプ道具等、沢山の荷物を積み、川を下りながらキャンプするなんてことも可能です。
そんなオールドタウン製カナディアンカヌーの中でも最も人気なのがこのCAMPER(キャンパー)というモデル。
オールドタウンと言えばCAMPERというくらい人気で、カナディアンカヌー界の名艇です。
現在は新艇では購入出来ませんが、今なお根強い人気です。
このCAMPERは長さの違いでCAMPER15(452cm)とCAMPER16(488cm)の2種類。
以前は15ftはPATHFINDER(パスファインダー)、16ftがCAMPERという名称分けでした。
材質は軽量なロイヤレックス
このCAMPERシリーズ、手に入れるには中古を探す事になりますが、
数が少なく、探している人も多いため、オークションサイトに出品されても現在は中古艇でも高額で取引されています。
さらにオールドタウンのCAMPERはRoyalex(ロイヤレックス)という軽量な材質で作られたモデルの一つ。
他にはPack、Osprey、Appalachian、CharlesRiver RXなどもロイヤレックス製です。
Royalexとは
Royalex(ロイヤレックス)とは1970年代にUniroyal社によって開発されました。
発泡性樹脂を硬質ABSシートでサンドイッチ、さらに外側は対紫外線性のビニール外層とし、軽量で浮力があり、かつ耐久性、復元性も高い材質です。
その後、SpartechCorporationがロイヤレックスの製造を引き継ぎましたが、のちにPolyOneという会社に買収され、生産量の少ないロイヤレックスの製造を2014年に停止して以来、ロイヤレックス製のカヌーの製造は無くなってしまいました。
2014年以前でもDISCOVERYシリーズやGUIDEシリーズ、CharlesRiverの一部モデルは3層ポリエチレン製です。
この3層ポリエチレン製のカヌーは同等サイズのロイヤレックス製と比べると約10㎏ほど重くDISOVERYの重量は36.3kg!
このため、皆が「やっぱりロイヤレックスのカヌーが欲しい!」と探している為、さらに価格上昇に拍車がかかっています。。
カヌーの素材として最適で多くのカヌーイストから支持されていたロイヤレックス。
今後の製造再開が期待されますね。
現在はRoyalexに相当するT-Formexという材質のカヌーが、カヌーメーカーEsquifによって開発および製造されています。
家族みんなで乗れる?
積載能力は400㎏を超えるので、重量からいえば大人でも5,6人は乗れる計算になりますが、CAMPERの座席は2つ、実際には大人がそんなに乗れるスペースもありません。
オプションですがこのような簡易の補助シート(スナップインシート)という物もあります。
これを使用する事で大人でも3人は楽に乗ることも出来ます。
我が家では子供が小さいうちはこの補助シートに2人とさらに前に1人の家族5人で乗ることもありました。
その他、キャンプ用のイスを補助的に使ったりする方もいます。
湖などの静水で水温も高い時期ならこのような乗り方も可能ですが、流れのある川などではオススメしません。
手に入れるには?
オークション、フリマ
新艇を買えない現在は中古を探す事になります。
もっとも手軽なのはオークションサイトやフリマサイト等から買う方法ですが、ライバルも多くオークション等は終了間際に入札が相次ぎ価格が急上昇なんてこともしばしば。
僕も実際8年ほど前にヤフオクで落札しましたが、終了間際は入札者数名で競争に。。
なんとか競り勝ち16万円ほどで落札する事ができました!
現在では30万円前後での取引が多い中、今となってはかなり安く手に入れられたと思いますが、それでも高額ですよね。
当時は手を震わせながら最後の入札ボタンを押したのを思い出します(笑)
そして出品者が遠方の場合、状態の確認も難しく、引き取りに行けない場合は送料にも注意が必要です。
実際には発送も難しいサイズなので出品者の多くは引き取り限定としている事がほとんどです。
また、フリマサイトにも出品される事もありますが、迷っている間に購入される可能性も高く、思い切った決断が必要です。
そして強気な価格が多い反面、「え!?この値段でいいの!?」というような出品が稀にあるのも事実。
タイミングといい縁に恵まれれば状態のいいカヌーを安く買えるチャンスはオークションよりあるかもしれません。
ショップから買う
中古艇がショップに持ち込まれる事もあります。
程度のいい中古艇が入る事は専門店でも少ないと思いますが、
お店の店員さんとよく話をして、可能であれば入荷したら連絡をもらえないかお願いするのも一つの方法ですね。
またカヌーの取り扱い店では当然カヌーに乗っている人が多く出入りしているので、
「~さんが近々手放すらしい」とか「~さんが売りたいそう」などの情報も入る可能性があるので、常にそういった情報にもアンテナを張っておくとよいですね。
仲間から譲ってもらう
カヌーというのはメジャーなスポーツに比べて極端にユーザーが少ないので、お友達のお友達が知り合いだったとか、またそのお友達が仲間だったり、意外と狭い範囲でカヌーも人から人へ渡り歩いていたりします。
実際に僕が買ったカヌーは、僕のカヌーの師匠に初めて会った時、
「あれ?コレ俺が昔使ってたやつだよ、~さんから買ったでしょ?」と言われて驚きました!
一生モノのカヌーなので大事に使ってきたものをどうせなら仲間に譲りたいと考えている人も多いですよね。
カヌーのクラブやSNS等のコミュティーに積極的に参加するといい出会いもあるかもしれません。
最後に
今回はカナディアンカヌー、オールドタウンキャンパーを紹介しました。
CAMPER(キャンパー)やPATHFINDER(パスファインダ―)等はなかなか手に入れるのが難しくなってきていますが、オークションにも数は少ないですが出品されていますし、マッドリバー製のエクスプローラーシリーズ等、ロイヤレックス製カヌーはオールドタウン以外にも選択肢はあります。
是非、お気に入りのカヌーを探してみてください!
最後までありがとうございました!
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