アウトドアにいい季節になってきましたねー!
これからの時期はキャンプ以外にも海や川での水遊びも増えて、浮き輪等の空気を入れるアイテムが活躍しますよね。
今回は先日アウトドアショップで見つけ、つい即買いしてしまった、アウトドア用小型ポンプTINY PUMP Xを紹介します
キャンプで使うマットを膨らますのにフットポンプで汗をかいたり、口で何度もフーフーしてめまいしながら頑張っていませんか?
そんな時、電動ポンプがあれば設営撤収もグッと楽になりますよ。
今回はこのランタン機能付きの超小型ポータブルポンプTINY PUMP Xをレビューします!
TINY PUMP X(タイニーポンプX)って?
TINY PUMP XはFLEXTAILGEAR(フレックステイルギア)という中国メーカーの小型ポータブルポンプです。
このメーカーはポータブルポンプの他にもピローやヒートブランケット、充電式蚊取り線香など様々なアイテムを出しています。
ポータブルポンプもTINY PUMP XだけでなくMAX PUMP 2PROという上位モデルやSUP用ポンプ等もリリースしていますよ。
これからも面白いアイテムを出してくれそうで今後も楽しみですね。
製品仕様
付属品
付属品は以下の通り。
- ポンプ本体
- USB充電コード(Type-C)
- 各種ノズル×5
- 収納袋
- 説明書
本体は小さいですが、数種類のノズルが付属しています。
小さいパーツは無くしそうなので収納袋が付いているのは嬉しいですね。
スペック
TINY PUMP Xの主なスペックです。
サイズ | 53㎜×43㎜ |
重量 | 89g |
バッテリー容量 | 1300mAh |
充電方法 | USB(Type-C) |
風量 | 180L/min |
送風圧力 | 3.5kpa |
吸気圧力 | 3.0kpa |
LEDライト明るさ(ルーメン) | High 400LM / Medium 160LM / Low 40LM |
連続点灯時間 | High 1時間 / Medium 2.5時間 / Low 10時間 |
ポンプ連続使用時間 | 10分 |
スペックからも分かる様に、電動ポンプとしては驚くべきサイズです!
重量もわずか89g!
このサイズで本当に実用的なのか疑ってしまうほど。
バッテリーが内蔵されているUSB充電式です。
USBも種類が複数ありますがこれはUSBのType-Cとなっています。
USB Type-CはNintendo Switch等ゲーム機やタブレット等の最近の電子機器に多く採用されているUSB規格。
これからは主流となる規格なので充電コードも統一出来ていいですね!
ポンプ下部には明るさ3段階調整可能なLEDライトが付いています。
ライト中央にスイッチがあります。
スイッチはポンプとライト兼用になっています。
・スイッチ2度押しでポンプ作動
・スイッチ長押しでライト点灯(ライトが点いたらスイッチを一回押すごとに明るさ変更です)
ポンプ性能
このポンプを実際に使用してみます。
今回はインフレーターマットと、カヌーに使う浮力体(浮き)に空気を入れてみたいと思います。
インフレーターマット
使用したマットはNEMOのオーラ25L。
このマット、バルブを開けば自然に空気が入る自動膨張式となっていますが、開いた瞬間にパッと膨らむものではなく、空気が入るまではそれなりに時間が必要です。
徐々に空気が入りますが、すぐに空気を入れたい場合もあるのでこのポンプで試してみます。
今回はマットに付属のバルブにグレーのゴム製のノズルがピッタリだったのでこちらを使用します。
スイッチ2度押しでポンプが動きます。
動画はコチラ↓(※大きな音が出ます)
約30秒ほどでパンパンになりました!
このくらいのマットなら問題なく膨らませることが出来ます。
次に吸気性能。
こういうマットって空気を入れる時よりも空気を抜いて収納するのが結構大変でストレスなんですよね、、。
マニュアルでは吸気圧は送風圧よりも低くなっていますがどうでしょうか。
空気を抜く動画です↓(※大きな音が出ます)
空気を抜く場合は約1分と入れる時よりは時間がかかりますが、ほぼペッタンコに。
ここまで抜けてくれればとても楽ですね。
空気を抜きながらマットをクルクル畳むのはほんと面倒なんですよね、、。
このマットような自動膨張式はバルブを開くと自然に空気が入る=バルブを開いても自然にはほとんど空気が抜けないので、
こういったマットの空気を抜くのにとてもいいですね。
空気抜きとしても十分使えます!
カヌーの浮力体
こちらはカヌーに使用する浮力体(浮き)です。
今度はこれを膨らましてみます。
先ほどのマットよりかなりの空気量が必要で生地も厚いです。
ちなみに今まではコールマンの電池式ポンプを使用していました。
性能的には不満はないのですが、サイズも大きく、単一電池4本使用なので結構重いです、、。
TINY PUMP Xで問題なく入れられるのならかなり嬉しいです!
容量が大きいので、このポンプでどれほど入れられるか試してみます。
この状態でスタートです!(※大きな音が出ます)
ポンプの吐出量は仕様では180L/分です。
但し、生地の重量が結構あるのでさすがに実際の能力はこれより落ちていますね。
この大きさなので時間は少々かかりますが大きな浮力体でもパンパンになりました!
約3分ほどで膨らんだので、このサイズを連続3つは膨らませられるはずです。
続いてこちらも空気を抜いてみます。
動画はコチラ↓ (※大きな音が出ます)
かなり容量が大きいので約4分半ほどかかりました。
こういう大きい物はバルブを開けてある程度空気を抜いて、ポンプは最終的に残った空気を抜く用として使う方が良さそうです。
このような大型エアーマットは結構時間がかかると思います。
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風船は?
遊びですが、風船も簡単に膨らむんじゃないかと試してみました。
膨らみました!が、、
実はそのまま取り付けただけでは膨らみませんでした。
風船は膨らみ出すまでが一番圧力が必要なので、あらかじめ手でよく伸ばして、さらにスイッチを入れてからも引っ張って伸ばしてやるとうまく空気が入ってくれました!
色々試してみましたがこのサイズでここまで出来れば上出来じゃないでしょうか!?
個人的には期待以上でした!
TINY PUMP X ココがいい
軽量・コンパクト
この商品の一番の強みともいえるコンパクトさ、電動ポンプは昔からありましたがここまで小さくしたものは無かったですよね。
このサイズならどこにでも持っていく気になれる大きさです!
吸気も出来る
空気を入れるだけでなく、抜くことが出来るのはとても便利。
空気を入れる事よりも空気を抜きながらマットを畳むのって大変なんですよね。
これで撤収がグッと楽になるはずです。
USB(Type-C)充電
電池交換式ではなくUSB充電式でさらにこれから主流となりつつあるUSBのType-Cを採用している点は嬉しいですね!
USB充電でもタイプごとにケーブルを複数持っていくのはとても面倒。
今はキャンプにポータブル電源を持っていく人も増えているのでやっぱり充電式がいいですね。
LEDライトも付いている
ポンプ機能のみならず明るさ調節可能なLEDライトが付いているのは嬉しいです。
ただし、HIGHモードだと点灯時間は1時間と短め。
このライトをメインとして使う場面は少ないと思いますので実際にはLowモードで常夜灯とする等、補助的な使用に限られると思います。
マット等を膨らませた後はテント内に吊るして置いて、ちょっと使いに良さそうです。
その他使い方色々
マット等を膨らませるだけではなく、色々な使い方が思いつきます!
- 火起こし時の送風に
- 撤収時、テント内の草や砂等を吹き飛ばす
- 風で涼む
- エアダスター代わりに
等々、空気入れ以外にもアウトドアでは活躍出来そうですね!
TINY PUMP X ココはおしい
動作音は結構大きい
ポンプ作動中は高音のヒュイ~ンというそこそこの音が出ます、夜中や早朝にキャンプ場で使用するのは控えた方が良さそうです。
防水仕様ではない
防水仕様とはなっていないので、外でランタンとして使ったまま雨に降られたりすると故障してしまう可能性があります。
また空気取り入れ口も当然開放されているので水以外にも砂等が入らないよう注意が必要ですね。
特に海辺で浮き輪などを膨らませる場合は細かい砂の侵入に気を付けましょう。
MAX PUMP 2PROはIP55の防水仕様となっています。
おわりに
今回紹介したTINY PUMP X この極小ボディでこのポンプ性能はなかなかです!
さらにポンプ機能だけでなくLEDライトが付いている点がいいですよね!
使用頻度は少なくてもこういった+αの機能が嬉しいポイント☆
このサイズなので、大型で厚手の物を膨らませるのには限界がありますが、ゼロから口でフーフーしないだけでも持っていく価値ありです!
これからの季節はキャンプだけでなく浮き輪やビーチボール等、海や川での外遊びでもきっと活躍してくれるでしょう。
それでも小さすぎてちょっと物足りないという方はMAX PUMP 2PRO等の上位モデルを試してみてはいかがでしょうか?
以上 TINY PUMP Xの紹介でした。
最後までありがとうございました☆
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